皆さん、こんにちは。
おもてなしドットコム、新入社員の磯貝です。
皆さんは、ヒートショックプロテインってご存知ですか?
今、CMで「しおれたレタスが~...」ってやってるやつです。
このヒートショックプロテイン、実は温泉と相性が良いんですよ。
今日はヒートショックプロテインと温泉の関係性を書きたいと思います。
ヒートショックプロテインとは細胞が様々なストレス下にさらされたときに発現するタンパク質の1種で、ストレスや傷ついた細胞を保護・修復する働きを持っています。
ヒートショックプロテインによって美肌・疲れにくくなる・免疫力があがる等の効果が期待できます。
ヒートショックプロテインは様々なストレス下で発現すると書きましたが、熱によるストレスが最も安全に、かつ大量にヒートショックプロテインを発現させることが出来るのです。
この熱によるストレスが入浴になるんですね。
ただ入浴するだけではヒートショックプロテインは中々増えません。
熱ストレスをしっかり体内にまで伝えなければなりません。
その基準となるのが体温38℃です。
40℃のお湯では20分、41℃のお湯では15分、42℃のお湯では10分を目安に、首まで浸かって全身浴をして下さい。
連続して入り続ける必要はありません。途中で休憩しても大丈夫です。その際、体温を下げないよう気をつけてください。体温計を持っておくと便利です。
入浴した後、身体をバスローブやタオルなどで包み、20分程度保温してください。冷たい飲み物を飲んじゃダメです。どうしても飲みたいなら温かいものかぬるいものにしましょう。
保温後は自然に体温を戻してください。体温が戻った後なら冷たい飲み物を飲んでも大丈夫です。
というのが普通の入浴の場合です。
これに温泉が関わってくると、もっと効率よくヒートショックプロテインを増やすことが出来ます。
温泉でヒートショックプロテインを増やす場合、泉質は高い保温効果をもった塩化物泉と二酸化炭素泉が相性抜群です。
保温効果が高いため、普通に入浴する場合より、入浴時間を少なくすることが出来、その分身体への負担も少なくなります。
温泉の効能と合わせてより高い効果が期待できます。
週2日の頻度でのこの入浴法が理想ですが、続けていると耐性が出来て効果が薄れるので、その場合は1ヶ月ほど期間を空けてください。
ヒートショックプロテインの最大の効果が出るのは入浴から2日後です。
何か大事な日の2日前に温泉でヒートショックプロテインを増やしませんか?