皆さん、こんにちは。
おもてなしドットコム 新入社員の磯貝です。
様々な効能や疲れが取れるといわれる温泉ですが、つい長湯してのぼせてしまったり、1日に何度も入るなどして、逆に疲れてしまったといった経験はありませんか?
そういったことにならないために今回は「正しい温泉入浴方法」を書きたいと思います。
1.入浴前
入浴すると汗を流すことにより、身体の水分やミネラルが不足します。
そのため入浴前後にはコップ1杯の水やスポーツドリンクを飲んでください。
2.かけ湯
湯船に浸かる前にかけ湯をするのは、身体の汚れを落とすというマナーの1つでもありますが、急激な温度変化から発生する血圧の上昇を抑制するためでもあります。
つま先から身体へ、手の先から肩の方へとかけ湯して下さい。
また、頭からかぶり湯を10~20回程度すると立ちくらみ防止になります。
3.入浴
入浴する際は、身体への負担を軽くするため、
- 足浴
- 半身浴
- 全身浴
の順番で入浴して下さい。
要するに下半身からゆっくりとお湯に身体を慣れさせながら入りましょう。
お風呂から上がる際は下半身に血が移動し、立ち眩みを起こしやすいため、
全身浴→半身浴→足浴→ゆっくりと上がるといった入るときと逆の手順を踏んでください。
4.入浴後
温泉の成分はお風呂から上がった後の皮膚からも吸収され、効能は3時間程度持続すると言われています。
そのため身体についた温泉は洗い流さず、タオルで拭く程度が理想です。
硫黄泉や酸性泉といった刺激の強い泉質はしっかりとシャワー等で洗い流してください。
5.入浴時間・回数について
入浴して疲れることを「入浴疲労・湯疲れ」と言います。
この入浴疲労・湯疲れの兆候は「汗」となって現れます。
身体に負担をかけすぎないためには、額が汗ばむ程度で上がるようにしましょう。
前述のとおり、入浴は体力を消耗します。
1日3回までの入浴にした方が良いでしょう。
温泉に入ったのに逆に疲れていてはもったいないです。
入浴後は30分ほど休憩して下さい。この休憩をすることによって疲労回復効果を得ることが出来ます。
入浴方法で温泉の効果は差が出ます。ぜひ参考にしてみてください。