皆さんこんにちは。
おもてなしドットコム、新入社員の磯貝です。
日本には古来から八百万の神様がいると言いますが、もちろん温泉にも神様はいます。
今回は温泉の神様について書こうと思います。
温泉の神様は大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)の二神です。
この二神が温泉の神様として祭り上げられるのは、古代に発見された温泉の多くは、大己貴命と少彦名命が発見したと伝えられる神話があるからみたいですね。
道後温泉には、湯に浸かり病気を治した少彦名命が踊りその足跡が記されているという玉石が遺されています。
また、大国主命が手のひらに少彦名命を載せた模様を掘り込んだ湯釜が道後温泉本館の浴槽に設置され、『伊予国風土記』逸文には、この時、大国主命が大分の鶴見岳の山麓から湧く「速見の湯」(現在の別府温泉)を海底に管を通して道後温泉へと導いたという神話が記載されています。
全国各地にある温泉にちなむ神社はこの二神を祭神としているところが多いです。
神様が入った温泉に浸かりながらゆっくりするのも良いかもしれないですね。