皆さんこんにちは。
おもてなしドットコム、新入社員の磯貝です。
今日は入浴の方法の基本について書きたいと思います。
全身浴
肩までお湯に浸かる一般的な入浴方法です。
肩まで浸かったときの気持ちよさや全身にかかる水圧からリンパ液や血液を上半身に戻そうという力が働くので、静脈の流れが良くなり、血液やリンパ液の循環も活発になります。
ただし、心臓への負担が大きかったり、のぼせやすく長湯ができないので、温泉の効能が得られにくく、「分割浴」などの工夫が必要です。
半身浴・腰浴
全身浴と比べ、心臓への負担を減らした入浴法です。
おへそから胸までのくらい浸かるのが半身浴で、おへそから下、腰までの入浴が腰浴です。
特に腰浴のような下半身だけの入浴では、体が温まらない気がしますが血液循環が活発になり、上半身も十分温かく、発汗も促進されます。
もし、上半身が寒く感じるようであれば、その時だけ肩まで浸かったり、湯を染み込ませたタオルをかけたり、乾かしたタオルをかけたり、かけ湯などをして下さい。
寝浴
浅い風呂に寝た状態で温泉に浸かる寝浴は、全身浴の気持ち良さがありながら、心臓への負担が軽く、理想的な入浴法です。
ただし、気持ち良さゆえに寝てしまって、必要以上の長湯にならないよう、注意して下さい。
浮遊浴
浴槽のふちに頭を乗せ、膝を曲げ足を浴槽の底につけて橋のように入浴する方法です。
息を吸うと体が浮き、息を吐くと体が沈みますが、首に力が入らないようにこの浮き沈みに身を任せて見てください。
リラックスできますよ。
濃度の高い塩化物泉はより浮遊浴がしやすくおすすめです。
入浴の仕方次第でもっと楽しめる
お風呂や温泉に入るとき、いつもはやらないような入浴方法を試してみてください。
きっと新しい発見があるはずです。