皆さんこんにちは。
おもてなしドットコム、新入社員の磯貝です。
今日はクリスマスイブなるものらしいですが、そんなものは知りません。
お堅く療養泉について書きたいと思います。
療養泉って何?
療養泉とは、温泉(水蒸気その他のガスを除く)のうち、特に治療の目的に供しうるもので、下記の温度、または物質を有するものと定義されています。
温度 | 25℃以上 | |
含有物質(1kg中) | 溶存物質(ガス性のものを除く。) | 総量1,000mg以上 |
遊離炭酸(CO2)(遊離二酸化炭素) | 1,000mg以上 | |
銅イオン(Cu2+) | 1mg以上 | |
フェロ又はフェリイオン(Fe2++Fe3+)(総鉄イオン) | 20mg以上 | |
アルミニウムイオン(Al3+) | 100mg以上 | |
水素イオン(H+) | 1mg以上 | |
総硫黄(S)〔HS-+S2O32-+H2Sに対応するもの〕 | 2mg以上 | |
ラドン(Rn) | 30(百億分の1キュリー単位)以上 |
このように温泉とは別に規定があり、療養泉を名乗ることができます。
療養泉でない温泉は?
温泉法で定められた温泉の定義には当てはまっても、上記の分類に入りきらない温泉(鉱泉)もあります。
これらは泉質分類ができないため、便宜上の通称として「温泉法上の温泉」、「含フッ素泉」、「メタほう酸泉」、「メタケイ酸泉」、「単純泉」、「冷鉱泉」などとその特性に応じて名づけられます。
正式な適応症の掲示はできませんが、加温して入浴する場合は一般的適応症と同様の効能が期待できるようです。