皆さんこんにちは。
おもてなしドットコム、新入社員の磯貝です。
皆さんは温泉の色、無色透明、白く濁ったものや青白いもの、褐色、赤褐色、黒く濁ったものなど色々ありますが、その原因ってご存知ですか?
今日は、温泉の色の原因を調べてみました。
温泉の色の原因には3つの要因があります。
まず1つ目の要因は、懸濁物質の色です。
これは硫黄泉や鉄泉などの沈殿すると湯の花になるものもあります。
また温泉の中の微生物が作る皮膜によって源泉周辺の岩肌などが緑、白、茶色などに変わることがあります。
2つ目の要因は、溶存しているイオンによる色です。
特に遷移金属元素(なんのこっちゃ)が水に溶けると水和したイオンが鮮やかな色を示します。
例えば、多硫化物イオンにより黄色の呈色があります。
3つ目の要因は、コロイド粒子による色です。
温泉内に溶存する二酸化ケイ素や硫黄の分子が重合してある大きさのコロイドになると太陽光の可視光の内、青色成分だけが散乱し青い光のみ見えるようになります。
粒子がもう少し大きくなると、全ての光が散乱され、白く見えるようになります。
このように1つの温泉で色が変わるものもあります。
また、天候や時刻などの周辺環境によっても色の見え方は変わるようです。
温泉に色がついていると温泉らしさが増えますよね。